博多温泉の特徴
博多温泉は福岡県の那珂川河畔にある温泉です。
福岡の中心である天神や中州、博多中心部から近い位置にあり、だいたい6kmの距離と都市型の温泉となっています。
源泉は10以上あって豊かで安定した湯量が特徴的です。
豊富な源泉を活かしたかけ流しの温泉は都市型の温泉としては珍しく、遠方からの観光客はもちろんのこと、県民も利用します。
博多温泉は、専用の温泉施設や宿泊施設だけでなくデイサービスを始めとする介護施設や一般のマンションなどにも供給されていて、幅広く活用されているのも特徴で市民にとって生活に欠かせないものとなっています。
日帰り入浴ができる施設がいくつもありますので、気軽に立ち寄って温泉に入るという楽しみもできます。
さらに湯治向けの施設などもあって、長期間滞在して体を癒すために利用する方もいます。
このように、博多温泉は規模や用途、利用する方などにおいて、他の温泉と比べても特徴的で、受け入れ能力が高いのが印象的です。
博多温泉の泉質
博多温泉の泉質は、塩化物泉でカルシウムやナトリウムを含みます。
源泉の深さは100メートルほどとかなり浅く、湯温が高めの傾向にあります。
複数の源泉がありますので、それぞれで違いはありますが、49度の湯温を記録するところもあります。
効能は、神経痛や関節痛、五十肩などとなっています。
また、あせもを始めとする皮膚病にも適しているとされています。
飲用ができる温泉ですので、胃腸病の改善のために利用する人もいます。
博多温泉はホテルなどの大きな浴場として整備されているところもありますが、市民が日々の利用をするところや湯治のための施設もあります。
中には、源泉から出てくる49度程度の熱い湯のまま提供しているところもあります。
昔から病を治し長寿をもたらす湯として知られてきた温泉ですので、こうした目的で博多温泉に行くのも良いでしょう。
のんびりと温泉を楽しむという目的でも、癒しを求めていくのにも適した温泉なのです。
博多温泉へのアクセス
博多温泉は博多市内の住宅地、ビジネス地、観光地の中にあるので、さまざまな方法でアクセスが可能です。
まずは行きたい温泉施設を決めて、タクシーや自動車で行くことができます。
場所によってはバスや鉄道、地下鉄からアクセスできるところもありますので、とても便利です。
全体としては、福岡の交通の要所である博多駅から車で20分程度のところにあります。
市内観光や買い物をしながら、目的の温泉施設に行くのもありでしょう。
ホテルなどは常時温泉に入れますが、こじんまりとした日帰り温泉や湯治専用の施設などは休日が設定されていることもありますので、前もって情報をチェックしてから立ち寄った方が良いでしょう。