明石海峡大橋と海産物を楽しめる岩屋温泉
淡路島の北の玄関口に岩屋温泉はあります。
その温泉の特徴は、なんといっても目の前に世界最大級のつり橋の明石海峡大橋、兵庫県から淡路島に10年もの歳月をかけた大橋を目の前に温泉に入れることでしょう。
しかもお風呂だけではなく、部屋からも海峡を見ることが出来ます。
朝は、朝焼けに照らされた明石海峡を、夜はライトアップされた明石海峡大橋を楽しめます。
岩屋温泉で楽しむことが出来る料理は、淡路島の名産の伊勢エビ、明石鯛、とらふぐ、うになどの海鮮です。
淡路島は日本古代から平安まで、皇室や朝廷に海産物を納めてきた御食国といわれるほどのおいしい海鮮があり、それを温泉の後に楽しめることも魅力の一つです。
温泉宿によって提供されるものは違うため、それぞれの宿の海鮮料理を楽しむことが出来ます。
療養泉質としても有名な泉質
十数年前にボーリングが成功した温泉で、岩屋大和島海岸の地下350mから源泉が湧き出ています。
温度は19.7℃で湯量が多く、ラドンを含んでいる放射能泉は療養泉としても評判が高い泉質です。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩などの方の疲労をとる効果や、冷え性、動脈硬化、高血圧症、皮膚病など、体の中にも効果があります。
レジャーから歴史まで楽しむことが出来る周辺スポット
岩屋温泉に行ったら観光も欠かせない楽しみの一つです。
岩屋地区は漁港、海水浴場、国営公園があり、淡路島屈指のリゾートエリアです。
その中でも、レジャースポットのうずしおクルーズが有名でしょう。
春と秋には最大20mにもなる大渦が、流れのはやい海流が遅い海流にぶつかることにより生み出される大渦を間近で見ることが出来る人気のレジャースポットです。
また、圧巻の一面の花畑に、四季折々の花が咲き誇る景色を楽しめるあわじ花さじきも人気があります。
春には菜の花、夏にはひまわり、秋にはコスモス、冬にはストックの花々の絶景を堪能出来ます。
そして淡路島は国生み神話という日本が始まったとされる場所でもあります。
その歴史を感じることができる絵島に行くことをおすすめします。
国生み神話に出てくるおのころじまという島が絵島なのではないかといわれています。
平家物語にも出てくる島で、パワースポットとしても有名です。
レジャーや歴史観光を楽しんだあとに、岩屋温泉で疲れを癒しましょう。
淡路島ICから5分で行くことが出来る
岩屋温泉へのアクセスは、電車だとJR舞子駅が最寄りで、東京からは5時間程、名古屋から3時間、大阪から2時間程度で着きます。
車では、淡路島ICから5分の位置にあります。
また、本西海峡バスが通っているため、周辺の観光スポット巡りにもアクセス良好です。
明石海峡大橋を望みながら温泉に入る、そんな優雅なひと時を過ごして見てはいかがでしょうか。