四季折々の景色が楽しめる嵐山温泉
京都市にある嵐山温泉は、2004年の開湯した新しい温泉郷です。
その嵐山温泉がある嵐山は、京都屈指の観光地です。
平安時代から桜と紅葉が有名であり、春秋以外の季節でも、夏は嵐山で代表的な風物詩、鵜飼や、冬は雪に包まれた景色を堪能できます。
また、その四季折々の風景を見ながらお風呂に入ることが出来るのが、嵐山温泉の特徴です。
温泉地には観光スポット巡りが必須です。
嵐山の自然を感じられる代表的なスポットといえば、庭園の景色が有名な天龍寺曹源池庭園、二紅葉で有名な尊院、竹林が400mにわたって続く竹林の道などがあります。
また、歴史を感じることができるスポットもあり、有名な渡月橋や、京都にある寺院の中で特に歴史が古い法輪寺などが代表的な観光スポットです。
食事も四季折々の食材を使った料理や、懐石料理などが有名で温泉宿で楽しむことも出来ます。
日帰り温泉もたくさんあって、温泉に入りながら嵐山や嵯峨野エリアを一望できる温泉もあり、嵐山の景色を堪能しながらお風呂に入ることが出来ます。
四季折々の景色と歴史を感じながら温泉に入ることが出来る、それが嵐山温泉の特徴です。
様々な泉質を揃えている
嵐山温泉の湯量はとても豊富で、温度は35度前後が多いです。
泉質は様々あり、温泉施設により異なります。
単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)や、硫黄泉、炭酸水素塩泉などの泉質があります。
効能は、切り傷、疲労回復、神経痛、筋肉痛、関係痛、冷え性などに効果が期待出来ます。
また、単純泉はとろみのある肌触りで美肌効果も期待出来るため、美肌の湯と呼ばれている温泉もあります。
嵐山温泉は2004年以前から存在していた
嵐山温泉は2004年開湯のとても歴史が浅いですが、その嵐山温泉がある嵐山の歴史はとても古く、古来の伝承や記録にも残っています。
実は、正式に開湯する前から嵐山温泉は存在していました。
明治時代の終わりから大正時代には既にあったといわれています。
大正時代では、嵐山温泉郷に現在の星のや京都など、いくつかの温泉宿がありました。
しかし、知名度はとても低く、観光客も少なかったそうです。
そこで、2004年に源泉をもう一度ボーリングした結果、湯量がとても増え、温泉宿がたくさん出来て、現在誰もが知っているほどの人気の温泉地になりました。
京都駅からのアクセス可能な嵐山温泉
嵐山温泉のアクセスは、電車だと東京から3時間、大阪から1時間、名古屋から1時間半、最短の駅からは20分程度の場所に位置しています。
また、それぞれの場所から夜行バスも出ています。
嵐山温泉から周辺の観光スポットには、徒歩でまわることも可能です。
バスの移動もあり、市バスと京都バスが出ていて、どちらも京都駅から出ているためアクセスもとても良好です。
四季折々の季節と自然豊かな観光スポット、そして様々な泉質を楽しむことが出来る嵐山温泉に、是非足を運んでみてください。