福岡県下随一の原鶴・筑後川温泉

原鶴・筑後川温泉の特徴

原鶴温泉は、九州の福岡と大分双方にまたがる場所にある温泉です。
正確には福岡県の朝倉市にあり、筑後川沿いに原鶴・筑後川温泉街が広がり、九州のみならず全国から観光や湯治のために多くの人が訪れます。

原鶴温泉は今から130年ほど前に今の源泉が見つかり、以降九州を代表する温泉地の一つとして人気を集めてきました。
原鶴・筑後川温泉は温泉だけでなく観光資源が豊富で、地域一帯に広がる長閑な田園風景と耳納連山の美しい山並みが訪れる人を癒してくれます。
筑後川で毎年行われる鵜飼は長良川の鵜飼と並んで全国的にも有名で、飼い慣らされた鵜が見事に魚を捕る後継は観光客の目を奪います。

旅行で訪れるならぜひ訪れてほしいのが、朝倉三連水車です。
この水車は今から200年以上前に建設された木造の水車で、季節によっては夜間のライトアップも行われています。

朝倉地区では古来陶芸が盛んで、小石原焼は陶芸界では日本で初めて伝統工芸として国から認定された由緒ある陶芸品です。
今でも多くの窯元で陶器が生産されていますから、温泉と合わせて足を運んでみると良いでしょう。
この地域には温泉旅館やホテルが日帰り入浴を提供していますので、福岡市内からでも気軽にアクセスして日帰り温泉が楽しめるのも魅力です。

温浴施設の中でもぜひ訪れてほしいのが、泰泉閣です。
泰泉閣は宿泊はもちろん日帰り入浴での利用も可能で、いろいろな種類の浴槽がありゆったりとくつろげるのも魅力です。
泰泉閣が管理する日本庭園は見応えがあり、温泉に浸かった後はゆっくりと庭園を散策するのもいいでしょう。

原鶴・筑後川温泉の泉質

原鶴・筑後川温泉の泉質は珍しい2種類の泉質を併せ持っています。
泉質は弱アルカリ性単純泉と単純硫黄泉がミックスされた泉質です。

単純泉は肌の角質を除去し、肌のターンオーバーを高めてくれるという役割があります。
硫黄泉は体を芯から温め、湯冷めしにくいのが特徴的です。
原鶴温泉が美肌の湯と呼ばれる理由はここにあります。
源泉によっては単純泉のみのものや単純硫黄泉の温泉もあり、気分に合わせて自分に合った温泉に浸かるというのもいいかもしれません。

原鶴・筑後川温泉へのアクセス

原鶴・筑後川温泉へ鉄道を利用する場合は博多駅から鹿児島本線経由で久留米駅へ行き、そこから久大本線で筑後吉井駅下車後タクシーで約10分でアクセスできます。
車を利用する場合は九州自動車道朝倉インターチェンジ下車後10分です。
福岡空港や博多駅でレンタカーを手配すれば、1時間程度でアクセスできるので大変便利です。

高速バスでアクセスも可能です。
博多駅から日田、杖立行バスに乗車し杷木バス停下車後タクシーで約5分です。


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