バスローブのイメージ
バスローブにどんなイメージを持っていますか?
「旅先のホテルでしか着たことがない」「欧米人が着ている」といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
ヨーロッパで誕生し、日本人にはあまり馴染みのないバスローブですが、実はとてもメリットが多いのです。
バスローブのメリット~保湿
まず、バスローブをサッと羽織るだけで全身を拭くことができます。
バスタオルで体を拭くより時間がかからず楽ちんですし、しかも体を優しく包み込むため、お肌の摩擦を防げます。
タオルでゴシゴシ水分を拭くのが気持ちいい、という方もいますが、実はこれお肌をとても傷める行為でガサつきや黒ずみの原因になります。
入浴すると、お肌の表面を覆いバリアしている皮脂膜が落ちてしまい、非常に乾燥します。
保護をしないと、バリアのないお肌から水分がどんどん蒸発していきます。
バスローブは体全体を多い、水分が必要以上に蒸発するのを防いで保湿するのに役立ちます。
バスローブのメリット~湯冷めを防いで快適に過ごす
分厚いタオル生地でできているので、羽織っている間湯冷めするのを防ぐことができます。
また、両手が空くのでスキンケアやヘアケアしやすいです。
バスタオルを巻いてケアするときは、ずれないように落ちないようにと気をつかうものですが、バスローブならその心配がありません。
羽織るだけでOKなバスローブは、時短アイテムとしても優秀です。
お風呂上がりのスキンケアは時間との勝負ですから、バスローブはとても便利です。
また、小さいお子さんと一緒に温泉に入るママやパパにもおすすめです。
お子さんがいると、自分の体を拭くよりもまず先に子供の体や髪の毛を拭いて、着替えさせなければいけません。
サッと羽織ってすぐに子供のお世話ができて、両手が自由に使えるバスローブは自宅でも使いたい育児を快適にするアイテムです。
バスローブを着るタイミングと着方
バスローブは温泉から上がったらすぐに羽織るのが正解です。
慣れない方は、フェイスタオルで軽く体を拭いてから羽織ってもいいでしょう。
着物や浴衣と同じで、女性は左前、男性は右前になるように着用します。
ひもの結び方は自由で、左右どちらかに少しずらして軽く結びましょう。
バスローブを羽織るときは、基本的に下着を着用しません。
お風呂上りにドライヤーで髪の毛を乾かしたり、化粧水や乳液でケアをしたり、飲み物を飲んだりしてくつろぐ間バスローブで過ごします。
湯上りの汗が引いたら、持参した洋服やパジャマに着替えましょう。
もちろん、温泉施設内をバスローブ姿で歩くのはNGです。
温泉の脱衣所や、自分たちの部屋の中だけで着用してください。