温泉旅行にはやっぱり温泉たまご!
群馬の伊香保温泉、大分の別府温泉、北海道の登別温泉……温泉地に出かけた際には必ずチェックしておきたい温泉たまご。
普通のゆで卵や半熟卵よりも白身部分がトロッとしていて、黄身部分との相性も抜群です!
温泉地でゆっくり味わう温泉たまごはもちろん格別の味わいですが、家庭で作る温泉たまごもまた違ったおいしさがあります。
シンプルな温泉たまごといっても実は意外と奥が深く、最近ではそれぞれのレシピサイトでオリジナルの温泉たまごレシピが紹介されています。
この記事では、温泉たまごの定義や普通のゆで卵との違い、家庭での手軽な作り方について詳しく掘り下げていきます。
温泉たまごって何?普通のゆで卵とはどう違うの?
温泉たまごと普通のゆで卵、半熟卵とは見た目はほとんど同じようですが、作り方や定義は異なります。
まず、普通のゆで卵や半熟卵の場合、水に卵を入れた状態で沸騰させる、あるいは、熱湯にした状態であとから卵を入れる、という手順で作ります。
一方、温泉たまごの場合、水を沸騰させず、60度~75度くらいの温度をキープしつつ、ゆっくりと温めてつくります。
温泉たまごの白身がトロッとしているのはこのためで、黄身と白身で固まる温度が違うことを利用しているため、普通のゆで卵や半熟卵では決して実現できない味わいを出すことができるのです。
温める温度を微妙に変えてみるだけでも黄身と白身の固まり具合を変化させることができますので、御家庭で温泉たまごをつくる場合はぜひともいろいろと研究してみてください。
温泉たまごは家庭で作れる?
見た目も作り方もシンプルな温泉たまご。
お鍋とコンロがあれば、御家庭でも簡単に温泉たまごを作ることができます。
基本的な手順は、「鍋にお湯をためる」、「お湯の中に卵を入れる」、「卵が温まったら鍋から取り出す」という3つです。
おいしい温泉たまごをつくるにはお湯の温度と温める時間がポイントです。
夏の時期であれば約8分、冬の時期であれば約12分程度温めることで黄身と白身のバランスがちょうどよくなり、味も食感も最高の温泉たまごに仕上がります。
お好みで塩などをまぶすとまた違った風味になりますので、作り方に慣れてきたらオリジナルのレシピをいろいろと研究し、サイトなどに発表してみましょう。
ほぼ完全食!栄養満点の温泉たまご!
温泉たまごは、ただおいしいだけではありません。
もともと、卵は完全食と呼ばれており、タンパク質、ビタミン、炭水化物と、健康維持に必要不可欠な栄養素を幅広くカバーしています。
温泉たまごにするだけでもレシピとして成立しますので、卵レシピに困ったらぜひ一度試してみて、毎日の栄養補給にも活用してください。